創開は、平安時代寛平(かんぺい)六年(八九四)、一畑山の麓、日本海の赤浦(あかうら)海中からすくい上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まりで、「目のお薬師さま」「子どもの無事成長の仏さま」など、諸願に霊験があらたかなお薬師様として篤く信仰されております。
目のくもり やがて晴れゆく医王山 これぞ日本 一畑の寺
左手に薬壷を持ち、右手に施無畏(せむい)の印を示す薬師瑠璃光如来は、別名・医王仏とも言われ、私たちの身体と心の救済を本願とする仏様です。生かされて今あることに感謝し、世の中のお役に立てるよう健康を祈りましょう。