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華蔵寺
Kezoji Temple

今から約1,200 年前、桓武天皇の延暦年間に天台宗の僧、智元上人によって築かれました。その後、南禅寺派の御開基の亀山法皇によって禅宗に改められ、南禅寺の末寺となりました。戦国時代には兵火に遭って焼失し、寺運も衰退。堀尾公の松江築城にあたり城の鬼門として当寺は祈願所となり復興しました。ここの金剛力士像は運慶の作といわれ、石造りでは大きさ日本一といわれる不動明王像がそびえ、その先には亀山法皇の病気を癒したという杉井の霊水が岩間から湧き出ています。遠くに大山を望む景観は雄大で、山陰一の絶景でもあります。